一般財団法人 鎌倉病院

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関節・脊椎外科のご案内

ご挨拶

関節・脊椎センター開設
鎌倉病院の院長、整形外科医師 三松興道です。
平成28年(2016年)に鎌倉病院の9代目院長に就任させていただき、同年に手術室を全面改装し、高精度な手術機器を使用できる手術環境を整えました。
以後当院は関節疾患、脊椎脊髄疾患を中心として、整形外科全般の様々な疾患、障害に対し、先進的な手術を提供しています。

近年その手技も工学的な技術も飛躍的に進歩している人工関節置換術は、関節の痛みの除去が一番の目的ですが、強度のO脚変形や、左右の脚の長さの差などの外観上の矯正や、ほとんど歩けなかった方が歩けるようになったり、外出困難だった方が旅行やスポーツができるようになるなど生活の質(QOL)の大きな改善が望めます。

当院では、さまざまな関節痛でお悩みの患者さまに対応できるよう「人工肩関節置換術(TSA)」「リバース型人工肩関節置換術(RSA)」「人工肘関節置換術(TEA)」「人工股関節置換術(THA)」「人工膝関節置換術(TKA)」膝の内側だけを小さな侵襲で置換し靭帯など周辺組織を温存可能な「人工膝単顆置換術(UKA)」などすべての大関節での人工関節手術を手がけています。

特に、高齢社会で急増している肩関節疾患では、まったく腕が上がらない、激しい夜間痛による睡眠障害などの症状を解決するため、高度な技術と豊富な経験、資格を要するリバース型人工肩関節を積極的に取り組んでいます。

また脊椎脊髄疾患では2020年夏に開院した山下公園スパインクリニックの葛西直亮先生と強力なタッグを組んで頚椎椎弓形成術、頚椎前方固定術腰椎椎弓形成術、後方推体間固定術(TILF/PLIF)、経皮的バルーン椎体後弯矯正術(BKP)、腰椎側方椎体間固定術(XLIF)などの手術手技を駆使して様々な頚椎、胸椎、腰椎疾患の手術に対応しています。

コロナ禍の難しい医療環境の中、感染拡大、クラスター発生予防の対策を十分に行いつつ、令和2年度からは関節・脊椎センターとして生まれ変わりました。
新しい関節・脊椎センターで、令和3年3月までの一年間に430例を超える関節・脊椎手術を行いました。
関節疾患、脊椎脊髄疾患でお悩みの方はどうぞお気軽にご相談ください。


[関節・脊椎外科]
手術による治療を主に行います。
手術をご希望される方は関節・脊椎外科をご受診下さい。

手術を希望されない治療(投薬・注射など)をご検討の方はこちらへ

受診する科目にお悩みの方は、こちらを参考にして下さい。


鎌倉病院の手術件数が
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外来診察担当医師

関節・脊椎外科常勤担当医師紹介

院長

三松 興道(予約制)

専門分野
脊椎、関節、骨粗鬆症
経歴
昭和61年 東京医科大学卒
学位:医学博士
大船中央病院 元副院長、元整形外科部長
専門医
日本整形外科学会専門医
リウマチ専門医
脊椎脊髄専門医
一般社団法人日本脊髄外科学会指導医・認定医
患者様へのメッセージ
脊椎脊髄手術、人工関節手術(肩・肘・股・膝)、関節鏡手術(肩・膝)を中心に変性疾患の手術的治療を主に行っています。何でもお気軽にご相談下さい。


関節・脊椎外科非常勤担当医師紹介

葛西 直亮(山下公園スパインクリニック院長)

専門分野
脊椎
経歴

平成 9年 帝京大学医学部卒

平成14年 大船中央病院

平成19年 新横浜スパインクリニック

平成25年 新横浜スパインクリニック 院長

令和 2年 山下公園スパインクリニック 院長

山下公園スパインクリニック
専門医
日本整形外科学会専門医
脊椎脊髄専門医